分子ロボットを環境問題に適用するキックオフシンポジウムが開催されます(2019年8月19日、東工大大岡山キャンパス蔵前会館)

東京工業大学で「循環共生圏農工業研究推進体」キックオフシンポジウムが開催されます。参加費無料なので奮ってご参加ください。

8月19日キックオフシンポジウムPDF

キックオフシンポジウム事前登録

東京工業大学「循環共生圏農工業研究推進体」キックオフシンポジウム
主催 東京工業大学循環共生圏農工業研究推進体
協賛 情報計算化学生物( CBI) 学会
開催趣旨:
世界の「生産性至上主義」による搾取(収奪)型近代文明・農業科学」は「環境土壌汚染・土壌機能の低下・地球環境(生態系)物質循環系の破壊」、すなわち、「地球温暖化と生物多様性減少」の二大環境問題の根源の一つとなっている。この問題を解決するために、「循環共生圏農工業研究推進体」は東京工業大学の最先端科学技術を領域横断的に総動員し、畜産・畑作複合体をモデル とした SDGs 時代の循環型農業の基盤技術および社会制度設計を確立する。

日時:2019 年 8 月 19 日(月) 13:30-18:00   (12:30 受付開始)
場所: 東京工業大学大岡山キャンパス蔵前会館
プログラム:
開会挨拶
13:30 –
(推進体代表挨拶)  山村雅幸情報理工学院教授
(来賓挨拶)              原田義昭環境大臣
(本学関係者挨拶 ) 益一哉学長

基調講演
川又孝太郎(環境省,環境計画課長)
「地域循環共生圏の創造ー日本発の脱炭素化・SDGs 構想ー」
白戸康人(農研機構,温暖化研究統括監)
「土壌への炭素貯留~持続的食料生産と気候変動緩和の両立」
西田武弘(帯広畜産大学,教授)
「反芻家畜のメタン抑制による地球温暖化対策」

東工大循環共生圏農工業関連研究紹介
和地正明(生命理工学院, 教授)
「土と微生物と植物」
山本直之(生命理工学院, 教授)
「微生物による家畜、牧草、土壌の改善」
山村雅幸(情報理工学院, 教授)
「循環共生圏農工業におけるメタゲノム解析 」
小長谷明彦(情報理工学院, 教授)
「分子ロボットの過去・現在・未来:循環共生圏農工業への展開」
瀧ノ上正浩(情報理工学院, 准教授)
「循環共生圏農工業におけるナノ・マイクロ生体分子ロボットの可能性」
室町泰徳(環境・社会理工学院, 准教授)
「気候変動時代の都市地域計画」
吉本護(物質理工学院, 教授)
「ナノテクX 光 X 物質のコラボによる自然共生サイクルのための新機能材料
の創製」
三平満司(工学院, 教授)
「サイバーフィジカルシステム考-ある制御屋のつぶやきー」

閉会挨拶 17:55 18:00

公開シンポジウム「分子ロボティクスの創薬応用への可能性」(2019年6月8日(土)、沖縄)

第58回日本生体医工学会大会「医看工融合が医療を変える」

2019年6月6日(木)―8日(土) 於沖縄コンベンションセンター

 

3-AM-SY20 (一般公開)シンポジウム 第1会場 (劇場棟 劇場) 10:30 – 11:55

「分子ロボティクスの創薬応用への可能性」

座長:小長谷 明彦 ( 東京工業大学 情報理工学院情報工学系 )

野口 洋文 ( 琉球大学 大学院医学研究科再生医学講座

 

SY-051仮想現実と全原子MDシミュレーションを用いた超分子設計支援システムの構築

〇小長谷 明彦, 我妻 竜三, Gutmann Greg

東京工業大学 情報理工学院

SY-052膵島移植・再生医療の現状と展望

〇野口 洋文

琉球大学大学院医学研究科 再生医学講座

SY-053ジャイアントベシクルの医工学的応用:人工細胞型センサーからマルチモーダルイメージングプローブまで

〇豊田 太郎

東京大学 大学院総合文化研究科

SY-054量子ナノ光学に基づくiPS細胞イメージングと再生医療への貢献

〇湯川 博

名古屋大学 未来社会創造機構

SY-055リポソームの形状変化の数値シミュレーションによる解析

〇梅田 民樹

神戸大学 大学院海事科学研究科

第67回人工知能学会分子生物情報研究会(SIG-MBI)@慶應矢上キャンパス、11月23日(金)を開催します。

人工知能学会合同研究会(参加費無料、事前登録推奨、当日受付あり)

開催日 11月23日(金)9:20-12:00 15:00-17:00
開催場所 慶應義塾大学矢上キャンパス

主催 人工知能学会分子生物情報(SIG-MBI)研究会
共催 SICE分子ロボティクス研究会

参加登録先  https://www.ai-gakkai.or.jp/sigconf/sigconf2018/registration/

テーマ:分子ロボティクスの医薬応用への可能性を探る

プログラム

9:20-10:00 分子ロボットを”Beyond the Pill”の視点から考える
小長谷明彦 (東京工業大学,情報理工学院)
近年、製薬業界では“Beyond the pill”というコンセプトが”個別化医療”や”AI創薬“と並んで今後の製薬ビジネス展開において重要なキーワードとして認識されつつある。従来型の薬開発では今後、投下資本収益率が低くなるという見通しから、情報通信技術(ICT)を活用したデジタルヘルスケアを含む革新的創薬技術へのパラダイムシフトが模索されている。現在の創薬の問題点の一つはバイオテクノロジー技術によって作られた生物学的製剤のように一部の疾患には有効であるが非常に高価な薬が増えてきていることにある。分子ロボット技術を活用することで様々な状況において適切に判断し、適切な処方をする「スマートな薬」を作ることはできないだろうか?

10:00-10:40 招待講演1:膵島移植・再生療法の現状と展望
野口洋文 (琉球大学大学院医学研究科,再生医学講座)
局所麻酔下にて膵島を注入する「膵島移植」は糖尿病に対する治療法のひとつとして実施されている。日本では2004年に我々のグループが臨床膵島移植を開始し、良好な成績を収めているが、深刻なドナー不足の状況にあり膵島移植の恩恵を受けられる患者はごく限られている。また、インスリン離脱を達成するには複数回移植が必要であり、膵臓移植よりもドナーを多く必要とする点が問題である。そのため、再生医療研究が活発に行われているが、インスリン分泌細胞への分化誘導法が確立されておらず、いまだ研究段階であるのが現状である。本研究会では膵島移植の現状と問題点を示すとともに、最先端の糖尿病治療研究について紹介する。

10:40-11:10 DNAナノテクを用いた細胞モデルの力学的制御
柳澤実穂 (東京農工大学,物理システム工学専攻)
細胞膜モデルとして汎用されるリン脂質膜小胞(リポソーム)は、その高い生体適合性ゆえに、内包した薬剤を輸送する医薬品(ドラッグデリバリーシステム)や化粧品の材料として広く汎用されてきた。しかし、従来の膜のみからなるリポソームは、膜が外部との浸透圧差等によって壊れやすく、中身が漏出しやすいという問題があった。我々は最近、DNAナノテクノロジーにより細胞骨格様の構造を膜へ付与することで力学的に補強し、壊れにくくすることに成功した。本研究会では、DNAナノ構造の付与による細胞モデルの力学的制御法について紹介する。

11:10-11:40 自律性をもった超分子ナノ構造体の創製
池田将 (岐阜大,化学・生命工学科)
分子レベル、ナノスケール、マクロスケールなど各階層における、構造と性質の相関を解明し制御することは、新たな機能を有する材料の設計につながる。我々は、特定の環境に応答する化学反応性人工有機分子部位を生体分子に組み込む精密な分子設計に基づき、生体環境においても自律的に機能制御される新しい超分子ナノ構造体の開発を目指している。本講演では、環境に応答して構造変化するペプチドおよび核酸からなる超分子構造体に関する最近の研究結果を報告する。

11:40-12:00 リポソーム膜に局在可能な機能性DNAオリガミの開発
川又生吹 (東北大学,ロボティクス専攻)
リン脂質の二重膜でできたマイクロサイズの小胞(リポソーム)は薬物キャリアとしての応用が期待されているものの、膜のバリア能が大きいため目的サイズの分子を通過させる人工の孔をあけることは困難である。
本発表では、合理設計された筒状DNAオリガミナノ構造をリポソームに局在化させ、蛍光分子をリポソーム内外へ通過させる技術を紹介する。
さらに特定条件下で薬物を放出するスマートなドラッグデリバリーのモデル系へ発展させるために、分子シグナルに応答して開閉可能な蓋を備えた機能化DNAオリガミの開発に関する最近の研究結果を報告する。

13:20-14:30 【合同企画】優秀賞記念講演(シンポジウムスペース)

15:00-15:20 ベクシル凝集体の形状の数理モデルによる解析
梅田民樹 (神戸大学,海事科学研究科)
水中で脂質が形成する袋状二分子膜をベシクルと呼ぶ。ベシクルは大きさが数十nmから数百mmで,構造や大きさが生体膜と類似していることから生体膜モデルとして注目されているとともに,薬物送達運搬体としての利用など医療面での応用例も報告されている。ベシクルは浸透圧により,また,タンパク質の作用で様々な形状変化を起こすが,その形状は原理的には膜の弾性に基づく数理モデルで説明可能と考えられている.本講演では,近年,応用面でも注目されているベシクルを連結させたベシクル凝集体に着目し,その形状の数理モデルによる解析の試みについて報告する。

15:20-15:40 DNAオリガミ全原子モデルのMDシミュレーション
我妻竜三, 小長谷明彦 (東京工業大学,情報理工学院)
本講演ではドラッグキャリアとして開発応用研究が進められ始めたDNAオリガミの全原子シミュレーションの基礎的な手法を紹介します。DNAオリガミはM13ファージの単鎖DNAに20ー30塩基のステプル配列を混合して生成するナノ構造体であり、様々なキャリア構造が試験されています。こうした構造特性の評価には従来CanDoのように剛体系モデルが使用されてきました。これに対して、われわれの開発した全原子シミュレーションでは溶媒中のイオン環境と実験観察条件に使用されているマイカ基板の存在下における高精度の分子ロボット設計と動特性の予測評価に使用することができるという特徴があります。

15:40-16:00 Experimenting with Molecular Objects in Virtual Reality
Greg Gutmann, 小長谷明彦 (東京工業大学,情報理工学院)
Alongside of the recent efforts by biologists to design molecular machines, we have been developing a virtual reality (VR) system to be used in prototyping new ideas and testing. The motivation comes from the challenges involved with directly viewing and visualizing matter at the nanometer level, and the time required for traditional simulation runs. By using our VR system, we can visualize and interact with the simulated molecular objects as if they were the size of the real-world objects that we interact with daily. In addition, parameters can be tuned live. However, there are some challenges when using physical interactions with soft matter. For example, on interaction it takes time for the users force on the object to propagate across the material. We have been testing solutions such as decreasing the time steps and using alternative methods of propagating the hands forces which will be looked at here.

16:10-16:30 Haptic Interaction for Hand Tracking 3D User Interface
Arif Pramudwiatmoko, 小長谷明彦 (東京工業大学,情報理工学院)
Hand tracking 3D user interface provides natural hand interaction with virtual objects in a computer simulation environment. We have implemented haptic rendering facilities into the hand tracking user interface. Small finger clamping and vibrating devices were attached to each finger to provide feedback when the hand touched an object in the simulation. Implemented using three different graphic frameworks, we postulated haptic feedback on molecular objects into vibration frequency, vibration amplitude, and pressure strength parameters. Our implementation has succeeded in providing a nuance to grip molecular objects in an immersive virtual reality environment.

16:30-17:00 量子ナノ材料による移植幹細胞in vivoイメージングと再生医療への貢献
湯川博 (名古屋大学,先端ナノバイオデバイス研究センター)
我々は、量子サイズ効果に基づく非常に優れた光学特性から通信・映像(4K・8Kディスプレイ)分野において既に実用化されている量子ドット(QDs)に注目し、再生医療における移植幹細胞in vivoイメージングに取り組んできた。本手法は、幹細胞や再生細胞を移植する再生医療の数多の領域に応用展開が可能であり、これまで不明であった移植後の幹細胞・再生細胞の生体内動態を明らかにしつつある。本講演では、これまで確立してきた量子ナノ材料によるiPS細胞イメージング技術に加え、最新の成果として、AMEDからの支援による再生医療実現拠点ネットワークプログラム技術開発個別課題の共同研究成果についても紹介したい。

The 2nd International Conference on Molecular Robot Ethics (9th Oct, 2018 14:00-17:30) ☆参加受付開始しました☆

CBI2018年次大会において第2回分子ロボット倫理国際会議(参加費無料)を開催します。奮ってご参加ください。

☆参加登録受付開始いたしました、こちらからお申し込みください☆

 関連サイト: 分子ロボット倫理分子ロボティクス

The 2nd International Conference on Molecular Robot Ethics

Date & Time: 9th Oct. (Tue), 2018 14:00-17:30

Place: Small Conference Room, 5th Floor, Tower-Hall Funabori, Tokyo

Organized by JST HITE projects of Co-creation of Molecular Robot ELSI and Real-time Technology Assessment Research and Co-Creation and Communication for Real-Time Technology Assessment (CoRTTA) on Information Technology and Molecular Robotics

Supported by SICE Molecular Robotics Research Group

Molecular Robotics, an emerging interdisciplinary research field among robotics, chemistry and biology has attracted interest from the viewpoint of future technologies potentially applicable to intelligent drug delivery system and artificial muscle for cancer therapy and regenerative medicine, to name a few. This conference focuses on the ethics and technology assessment aspects of molecular robotics. The topics of interest includes comparison between molecular robotics and systems biology ethics, molecular robot guideline, responsible research and innovation and dual use issues in emergence technology, but not restricted to.

 

Program:               

   Moderator: Ryuma Shineha (Seijo University)

14:00-15:30  <Molecular Robotics, ELSI and TA session>

Opening Remarks

Molecular Robotics: Its Concept, Technology and Ethics

 Akihiko Konagaya (Tokyo Institute of Technology)

Molecular robotics enables us to develop molecule-based movable molecular robots with sensors and intelligence. Several molecular robot prototypes including intelligence drug delivery systems and artificial muscles are being developed, so far. Emergence of such molecular robots raises new research issues with regards to ethics and technology assessment. In order to cope with these issues, we firstly announce the Ethical Principles of Molecular Robotics.

Safety engineering by synthetic biology

 Daisuke Kiga (Waseda University)

Emerging technology can pose an increased risk, but at the same time can aid in the development of safety technology. This topic has been discussed within Synthetic biology from its early days. Recently, engineering of genetic code has shown proof of concept in various containment technologies. I would like to introduce discussion in a genome synthesis conference, and to discuss future safety engineering within artificial cell research.

Designing RRI after ELSI: To whom are we responsible?

 Erika Szymanski (The University of Edinburgh, UK)

15:30-16:00  Break

16:00-17:30  < Interdisciplinary Technology Assessment session>

Japanese Perspectives on Molecular Robotics: Formulating Ethical Principles of Molecular Robotics (ver. 1.1)

 Naoto Kawahara (Kyushu University)

In Japan, research and development of molecular robotics has been promoted, taking advantage of an important elemental technology concerning senses, motions and intelligence. More complicated configurations of systems in molecular robotics are conceivable, which will be applied to informatics, engineering, chemistry, biology and medicine in near future. In this context, I examined the related ethical principles, codes, guidelines, etc. with my research colleagues. Then, we formulated the ethical principles of Molecular Robotics (ver. 1.1).

On governing risks of emerging technologies: Exemplary cases and cautionary tales from synthetic biology

 Kenneth Oye (MIT Political Science, USA)

To inform deliberation on prospective responsible innovation in molecular robotics, this talk will turn to analysis of best and worst historical cases.
• First, a look back at past emerging technologies finds that contemporaneous forecasts of beneficial applications and adverse effects failed. Uncertainty over the development, application, diffusion and effects of emerging technologies is pervasive.
• Second, in the presence of pervasive uncertainty, adaptive approaches to risk governance provide a superior alternative to traditional permissive and precautionary approaches, albeit with practical problems in implementation.
Illustrations will be drawn from retrospective studies on the automobile, laser and GPS and from current cases on aircraft, pharmaceuticals and synthetic biology.

Interdisciplinary technology assessment – practice and outlook for responsible molecular robotics

 Stephan Lingner (EA European Academy of Technology and Innovation Assessment, Germany)

The idea of Molecular Robotics is designed as a new technology with the motivation to create new options for e.g. easing human life and supporting health. The current developments are mainly put forward by scientists at the intersection between molecular biology and bioengineering. These disciplines are on one side expected to enable high-level research towards the realisation of molecular robots with ambitious capabilities. On the other side, the mentioned professions are to a large extent blind with respect to the full spectrum of societal consequences of their developments and related applications. Molecular robots needs – as any new development – for broad social acceptability and desirability in order to become a welcomed and marketable innovation. And this is the point where other professions like economics, social sciences and ethics come in to investigate and assess the chances and risks of molecular robots for society. Corresponding isolated reflections, however, dare to lose grounds by ignorance or poor understanding of the complex techno-scientific developments at stake. The reflective assessments should therefore ideally integrate the relevant bio-scientists and engineers into an interdisciplinary effort, instead.
Correspondingly, the EA European Academy developed an efficient framework for the analysis and assessment of new or emerging technologies and their potentials and government for human society. This framework has been successfully practiced since 22 years within more than 45 assessment projects (e.g. on robotics, nanotechnology and synthetic biology) for national ministries and trusts as well as for the European Commission. Basic features of this framework are: coordinated regular experts’ discourses within interdisciplinary working groups, moderate project lifetime (2-3 years), mutual acknowledgement of participating disciplines and related arguments, rational and impartial investigations, joint consent on appraisals and on recommendations for the actor’s level.
The above mentioned assessment framework will be illustrated in more detail and referred to the issue of Molecular Robotics. The talk will conclude with an outlook on possible questions for corresponding interdisciplinary investigations on this issue.

 Closing Remarks

        Hideaki Shiroyama (The University of Tokyo Graduate Schools for Law and Politics, Japan)

 Ethical Principles of Molecular Robotics (ver. 1.1)

分子ロボット技術倫理綱領第1.1版 

 (First Edition, 8th August, 2018)

(2018年3月5日作成)

(2018年8月8日案 改訂)

Preamble

Nowadays, it is an issue of extreme importance to establish an ethical framework with a new view of material, information and life according to a technological development. With ever-increasing progress in creativity and ingenuity of technology, new devices and systems appear continuously. However, there are concerns about the ethical scope of molecular robotics. In Japan, research and development of molecular robotics has been promoted, taking advantage of an important elemental technology concerning senses, motions and intelligence. More complicated configurations of systems in molecular robotics are conceivable, which will be applied to informatics, engineering, chemistry, biology and medicine in the near future. In this context, we formulate the following ethical principles. We also request any person who engages in molecular robotics to comply with these principles.

今般、技術開発の進展に伴い、新しい物質・情報・生命観を想起し、倫理の枠組みを社会の中に確立させていくことは重要な課題といえよう。 モノづくりが進化し、これまでになかったデバイスやシステムが次々と現れる一方、分子ロボット技術の倫理的課題も多岐に及ぶ。わが国の分子ロボット技術は、感覚、運動、知能が重要な要素として捉えられ、それぞれの要素技術を活かした研究開発が進められているところである。将来的に、分子ロボット技術は、より複雑な構成が実現可能になるとともに、情報学、工学、化学、生物学、そして、医学・医療などに応用されることが予想される。このような背景において、私たちは、以下の倫理綱領を定めるとともに、分子ロボット技術に携わるすべての者にその遵守を求めるものである。

Ethical Principles

1.Comprehensive assessment of risks and benefits

▶ Any person who engages in molecular robotics shall make a comprehensive assessment of potential harm for human beings or the environment as well as predicted risks and benefits. Then they shall also take measures to minimize those burdens and risks.

リスク・ベネフィットの総合評価

▶ 分子ロボット技術に携わる者は、その技術の複雑化とともに、人間・環境への負担ならびに予測されるリスク及び利益についての総合的な評価を行うとともに、それらの負担及びリスクを最小化させ得る対策を講じなければならない。

2.Consideration for safety and environment

▶ Any person who engages in molecular robotics shall take containment and safety measures for the environment. This includes ethical responsibility and consideration for future generations.

安全と環境への配慮

▶ 分子ロボット技術に携わる者は、環境への拡散防止のための措置、安全の確保に向けた取組を行う必要がある。これは、将来世代に対する責任と配慮を含む。

3. Paying attention to security and dual-use issues

▶ Any person who engages in molecular robotics shall investigate security measures in consideration of physical, personnel, transport, material, and information aspects. They shall also pay attention to dual-use issues.

セキュリティとデュアルユース問題への留意

▶ 分子ロボット技術に携わる者は、物理的・人的な観点のみならず、輸送や材料管理、情報の観点も考慮したセキュリティ対応を検討するべきである。併せて、デュアルユースに関する問題にも注意を払う必要がある。

4. Ensuring accountability and transparency

▶ Any person who engages in molecular robotics shall ensure accountability and transparency for the public good, making progress of the research and development rooted in social justice.

説明責任と透明性の担保

▶ 分子ロボット技術に携わる者は、社会正義に根ざした研究開発を進展させるにあたり、公共への説明責任と透明性を担保しなければならない。

The above principles will continue to be revised as needed.

以上、この倫理綱領は今後も必要に応じて見直していくものとする。

 

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「分子ロボティクス研究会」2018年7月21日13:00-17:30 定例研究会(名古屋大学)

分子ロボティクス研究会関係者 各位

2018年7月の分子ロボティクス研究会定例研究会を下記の通りご案内申し上げます。
またお近くの先生方にご周知ご宣伝頂けましたら幸いです。

「分子ロボティクス研究会」2018年7月 定例研究会(名古屋)
主催:計測自動制御学会 分子ロボティクス調査研究会
共催:人工知能学会 分子生物情報研究会 (SIG-MBI)
日時:7月21日、土曜日、13:30(13:00 受付開始)~ 17:30
場所:名古屋大学(東山キャンパス)理学部 E館(キャンパスマップ内の「D2⑤」の建物です)、E – 131 講義室
参加費:無料
世話人:瀧口 金吾(名古屋大学 理学研究科 生命理学)
E-mail: j46037a[at]nucc.cc.nagoya-u.ac.jp
電話: 052-788-6248、FAX: 052-747-6471

なお、研究会後、懇親会(実費有料)の開催を予定しております。
参加を希望される方は「7月13日(金)」までに、世話人、瀧口までお申込み下さい。

——— 研究会プログラム ———
「分子ロボティクス研究会」2018年7月 定例研究会(名古屋)
『生き物に学ぶ(その2)』
主催:計測自動制御学会 分子ロボティクス調査研究会
共催:人工知能学会 分子生物情報研究会 (SIG-MBI)

<7月21日 土曜日>
13:00 受付開始
13:30 ~ 13:40 開会の挨拶
13:40 ~ 14:25 清光 智美 助教
名古屋大学 理学研究科 生命理学 五島 剛太 研究室
『紡錘体牽引力を生み出すコア装置の細胞内再構成と光操作から見えたこと』
14:25 ~ 15:10 湊元 幹太 准教授
三重大学 工学研究科 分子素材工学 分子生物工学 研究室
『有膜と無膜の区画、形成と機能』

休憩 (20分)
15:30 ~ 16:15 金岡 雅浩 講師
名古屋大学 理学研究科 生命理学 東山 哲也 研究室
『先端成長する細胞の伸長方向を制御するメカニズム』
16:15 ~ 17:00 戸田 陽介 さきがけ専任研究員
名古屋大学WPI-ITbM/JST・さきがけ/理学研究科 生命理学 木下 俊則 研究室
『青色光による気孔開口と気孔開度制御の試み』
17:00 ~ 17:30 まとめの質疑応答、懇談、閉会の挨拶
その後 移動 懇親会へ
17:45-20:00 懇親会@名古屋市営地下鉄東山線本山駅付近を予定

Nanotech2016報告

Nanotech2016で講演およびブース展示

期間 2016年1月27-29日
場所 国際展示場(東京ビッグサイト)
報告者 小長谷明彦

3日間の総参加人数が48,514名に及ぶナノ技術の国際展示会Nanotech2016において
新学術領域研究「分子ロボティクス」のブース展示を行いました。連日100名を超す
来訪者があり、成功裏に終えることができました。ブース展示に御協力頂いた先生
方にこの場を借りて御礼申し上げます。また、展示会場のメインシアターにおい
て、齋藤博英および小長谷明彦が、それぞれ、1月 27日、29日に分子ロボティク
ス関連の講演を行い、好評を得ました。

http://www.nanotechexpo.jp/main/pdf/press_release_1214_ja.pdf

035 045 konagayananotech

 

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