「分子ロボティクス研究会」2018年7月21日13:00-17:30 定例研究会(名古屋大学)

分子ロボティクス研究会関係者 各位

2018年7月の分子ロボティクス研究会定例研究会を下記の通りご案内申し上げます。
またお近くの先生方にご周知ご宣伝頂けましたら幸いです。

「分子ロボティクス研究会」2018年7月 定例研究会(名古屋)
主催:計測自動制御学会 分子ロボティクス調査研究会
共催:人工知能学会 分子生物情報研究会 (SIG-MBI)
日時:7月21日、土曜日、13:30(13:00 受付開始)~ 17:30
場所:名古屋大学(東山キャンパス)理学部 E館(キャンパスマップ内の「D2⑤」の建物です)、E – 131 講義室
参加費:無料
世話人:瀧口 金吾(名古屋大学 理学研究科 生命理学)
E-mail: j46037a[at]nucc.cc.nagoya-u.ac.jp
電話: 052-788-6248、FAX: 052-747-6471

なお、研究会後、懇親会(実費有料)の開催を予定しております。
参加を希望される方は「7月13日(金)」までに、世話人、瀧口までお申込み下さい。

——— 研究会プログラム ———
「分子ロボティクス研究会」2018年7月 定例研究会(名古屋)
『生き物に学ぶ(その2)』
主催:計測自動制御学会 分子ロボティクス調査研究会
共催:人工知能学会 分子生物情報研究会 (SIG-MBI)

<7月21日 土曜日>
13:00 受付開始
13:30 ~ 13:40 開会の挨拶
13:40 ~ 14:25 清光 智美 助教
名古屋大学 理学研究科 生命理学 五島 剛太 研究室
『紡錘体牽引力を生み出すコア装置の細胞内再構成と光操作から見えたこと』
14:25 ~ 15:10 湊元 幹太 准教授
三重大学 工学研究科 分子素材工学 分子生物工学 研究室
『有膜と無膜の区画、形成と機能』

休憩 (20分)
15:30 ~ 16:15 金岡 雅浩 講師
名古屋大学 理学研究科 生命理学 東山 哲也 研究室
『先端成長する細胞の伸長方向を制御するメカニズム』
16:15 ~ 17:00 戸田 陽介 さきがけ専任研究員
名古屋大学WPI-ITbM/JST・さきがけ/理学研究科 生命理学 木下 俊則 研究室
『青色光による気孔開口と気孔開度制御の試み』
17:00 ~ 17:30 まとめの質疑応答、懇談、閉会の挨拶
その後 移動 懇親会へ
17:45-20:00 懇親会@名古屋市営地下鉄東山線本山駅付近を予定

講演会「分子ロボティクス:これまでの成果と創薬応用への可能性について」

***第394回CBI学会講演会のお知らせ***

現在、参加登録受付中です。
「分子ロボティクス:これまでの成果と創薬応用への可能性について」
日時: 2018年5月18日(金)13:30-17:30
場所: グランフロント大阪 ナレッジキャピタル(大阪市北区大深町3-1)
北館タワーC 9階 VisLab OSAKA
世話人: 小長谷明彦(東京工業大学)

参加登録・プログラム詳細はCBI学会講演会サイトをご覧ください

 

第1回分子ロボティクス年次大会若手研究奨励賞が決定!

第1回分子ロボティクス年次大会若手研究奨励賞が決定しました。
講演(口頭)発表18件、ポスター発表42件の中から、7名の審査員による審査の結果、以下の方々が受賞されました。おめでとうございます!

講演部門:
佐藤 佑介(東北大学) 分子ロボットへの信号DNA増幅機構の実装に向けて

ポスター部門:
石川 大輔(首都大学東京) 両親媒化DNAナノプレートの界面自己集積によるカプセル空間形成

学生ポスター部門:
清水 啓佑(東京農工大学) 人工細胞膜システムを用いたβシートペプチドによるプログラマブルナノポアの構築
若命 彩香(慶應義塾大学) 生体分子反応を動的に制御するためのマイクロアクチュエータ

第1回分子ロボティクス年次大会(併催・分子ロボット倫理シンポジウム)3月5-6日

第1回分子ロボティクス年次大会(併催・分子ロボット倫理シンポジウム)開催いたします(2018年1月10日作成)
(2018年2月8日更新)
システム・情報部門分子ロボティクス調査研究会では,分子ロボティクスに関する研究発表の場として分子ロボティクス年次大会を開催することになりました.第1回は東北大学片平キャンパスにて開催いたします.関係者多数の参加をお待ちしています.
主催: 計測自動制御学会 システム情報部門 分子ロボティクス調査研究会
併催: 科学技術振興機構 分子ロボットELSIプロジェクト
(分子ロボットELSI研究とリアルタイム技術アセスメント研究の共創 代表 小長谷明彦)
日時: 2018年3月5日(月),6日(火)
場所: 東北大学片平さくらホール宮城県仙台市青葉区片平2-1-1(仙台駅より徒歩15分)
宿泊: 各自ご手配ください.

◆参加登録について
参加費: 一般4000円,学生(DC以下)1000円
参加費のお支払い方法:SICE部門行事申込CGIにて参加登録の上,銀行振込または郵便振替でご送金をお願いします.複数名の送金をまとめて行った場合は,送金後SICE事務局
(bumon[at]sice.or.jp)まで参加者名を連絡してください.
参加登録および参加費の振り込みの締め切りは2月20日(火)です.
会場での現金払いは受け付けておりませんので,事前の登録・振込をお願いします.
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みずほ銀行 本郷支店
口座番号: 普通預金 1967063
名義: 公益社団法人計測自動制御学会

カタカナの振込先名義人(ネットバンキング用)
シヤ)ケイソクジドウセイギヨガツカイ
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◆懇親会について
懇親会費は3,500円です。当日会場にて申し受けます。
参加登録のみの方(講演なしの方)で懇親会に出席される方は、
murata[at]molbot.mech.tohoku.ac.jp
までご一報ください。

【特別招待講演・併催シンポジウム要旨】

◆特別招待講演
竹内昌治 教授
(東京大学生産技術研究所・統合バイオメディカルシステム国際研究センター)
講演タイトル「分子・細胞ハイブリッドロボティクス」
講演要旨:モノづくりが進化し、これまでになかったデバイスやシステムが次々と現れる一方で、生体に見られる分子認識能や物質産生能、自己組織化能などの機能を人工的に作り出すことは依然難しい。本講演では、人工的に実現することが難しい機能素子に関しては、分子や細胞など生物材料を直接用いることで解決するという考えのもと、生物と機械のそれぞれ優れた機能や構造を組み合わせたバイオハイブリッドデバイスに関して議論したい。これらのデバイスに関する研究室の成果を中心に、移植医療や体内埋め込み型健康管理デバイス、環境センシングなどに応用する取り組みについて紹介する。

◆分子ロボット倫理シンポジウム講演
河原直人 特任講師
(九州大学病院ARO次世代医療センター)
講演タイトル「分子ロボット技術に関する倫理綱領(第1.0版)の策定」
講演要旨:モノづくりが進化し、これまでになかったデバイスやシステムが次々と現れる一方で、分子ロボット倫理研究会では、これまで分子ロボット技術に関する倫理綱領の確立を期し、生命・医療倫理、工学・技術倫理、あるいは、専門職倫理に係る、国内外の学協会等の倫理指針等から、分子ロボティクス分野に相応しい倫理的枠組みのあり方について考察を行ってきた。その際、合成生物学、ロボティクス、人工知能など、新たな技術の適用に係る国内外の関連組織の取組状況についても参照しつつ討議を重ねてきた。
今回、当研究会で提起されてきた論点の確認および総括を行い、年会の参加者とともに分子ロボット技術に関する倫理綱領(第1.0版)の策定を行うことができればと願っている。

小長谷明彦 教授
(東京工業大学情報理工学院情報工学系)
講演タイトル「分子ロボット研究の『エコシステム』- DNAナノテクの境界を超えて-」
講演要旨:新学術領域研究「分子ロボティクス」ではDNAナノテクをコア技術と位置づけ、分子ロボット研究を推進してきた。DNAオリガミおよびDNAコンピューティングはプログラマブルな分子構造や分子機能を実現する上で重要な分子ロボットの基盤技術の一つである。一方、実用化の観点からは小分子の設計技術や分子シミュレーションなど様々な関連技術を取り込む必要がある。本講演では、倫理問題も含め、『エコシステム』の視点から分子ロボットをさらに発展させるための技術について俯瞰する。

【年次大会プログラム】PDF版はこちらからダウンロード出来ます。
3月5日(月)
9:30〜10:10 受付
10:10〜10:20 開会の挨拶:村田智(東北大学)
10:20〜10:40 一般口頭発表1-1:宮田隆志(関西大学 )
10:40〜11:00 一般口頭発表1-2:川野竜司(東京農工大学)
11:00〜11:20 一般口頭発表1-3:安部桂太(東北大学)
11:20〜11:40 一般口頭発表1-4:神谷厚輝(神奈川産業技術総合研究所)
11:40〜12:50 ランチ(各自)

12:50〜14:10 ポスター発表(1回目:偶奇分け)
14:10〜14:20 (移動・休憩)
14:20〜14:40 一般口頭発表2-1:Masukawa Marcos(東京工業大学)
14:40〜15:00 一般口頭発表2-2:東大志(熊本大学)
15:00〜15:20 一般口頭発表2-3:佐藤佑介(東北大学)
15:20〜15:35 (休憩)
15:35〜15:55 一般口頭発表3-1:オベル加藤 ナタナエル(お茶の水女子大学)
15:55〜16:15 一般口頭発表3-2:石川大輔(東京工業大学/首都大学東京)
16:15〜16:35 一般口頭発表3-3:水野康平(東北大学)
16:35〜16:50 (休憩)
16:50〜17:10 分子ロボット倫理シンポジウム講演(1):小長谷明彦(東京工業大学)
17:10〜17:40 分子ロボット倫理シンポジウム講演(2):河原直人先生(九州大学)
17:40〜18:10 分子ロボットの倫理について考えるWS(河原直人先生)
18:10〜18:20 (移動)
18:20〜19:50 懇親会

3月6日(火)
9:30〜10:10 特別招待講演:竹内昌治先生(東京大学)
10:10〜10:20 (休憩)
10:20〜10:40 一般口頭発表4-1:伊丹哲郎(福岡県ロボットシステム産業振興会議)
10:40〜11:00 一般口頭発表4-2:中茎隆(九州工業大学)
11:00〜11:20 一般口頭発表4-3:遠藤政幸(京都大学)
11:20〜11:40 一般口頭発表4-4:松浦和則(鳥取大学)
11:40〜11:50 写真撮影
11:50〜13:00 ランチ(各自)

13:00〜14:00 ポスター発表(2回目:前後分け)
14:00〜14:10 (移動・休憩)
14:10〜14:30 一般口頭発表5-1:菅原研(東北学院大学)
14:30〜14:50 一般口頭発表5-2:山下達也(東京大学)
14:50〜15:10 一般口頭発表5-3:瀧口金吾(名古屋大学)
15:10〜15:30 一般口頭発表5-4:ジエノ アントニ(東京大学/フランス国立研究所)
15:30〜15:45 授賞式
15:45〜15:55 閉会の挨拶

【特別招待講演】
K-1. 「分子・細胞ハイブリッドロボティクス」
竹内昌治(東京大学)

【分子ロボット倫理シンポジウム講演】
E-1. 「分子ロボット研究の『エコシステム』- DNAナノテクの境界を超えて-」
小長谷明彦(東京工業大学)
E-2. 「分子ロボット技術に関する倫理綱領(第1.0版) の策定」
河原直人(九州大学)

【一般口頭発表リスト】
O-1-1. 「分子認識を利用した動的ゲルの設計と分子ロボティクス応用」
宮田隆志(関西大学)
O-1-2. 「人工細胞膜システムを利用した分子ロボットのコンポーネント開発」
川野竜司(東京農工大学)
O-1-3. 「DNA 反応拡散系によるゲル媒質中でのパターン形成」
安部桂太(東北大学)、川又生吹、鈴木勇輝、野村M.慎一郎、村田智
O-1-4. 「マイクロデバイスを用いたリポソーム作製」
神谷厚輝(神奈川産業技術総合研究所)、大崎 寿久、 藤井 聡志、 三澤 宣雄、 竹内 昌治

O-2-1. 「Electric microactuators based on charged reverse micelles」
MasukawaMarcos(東京工業大学)、Masayuki Hayakawa、 Masahiro Takinoue
O-2-2. 「分子マシンの新規基盤材料の開発を指向したポリカテナンの one-pot 合成」
東大志(熊本大学)、森田健太郎、Xia Song、Jingling Zhu、Jun Li、 田村篤志、由井伸彦、本山敬一、有馬英俊
O-2-3. 「分子ロボットへの信号DNA増幅機構の実装に向けて」
佐藤佑介(東北大学)、小宮健、川又生吹、村田智、野村 M. 慎一郎

O-3-1. 「Evolutionary Optimization of Self-assembly in a Swarm of Bio-micro-robots」
オベル加藤 ナタナエル(お茶の水女子大学)、C Fosseprez、 G Gines、 I Kawamata、 M Hagiya、 Y Rondelez、 N Bredech
O-3-2. 「両親媒化DNAナノプレートの界面自己集積によるカプセル空間形成」
石川大輔(東京工業大学/首都大学東京)、鈴木勇輝、 黒川知加子、 大原正行、 土屋美恵、 森田雅宗、 柳澤実穂、 川野 竜司、 遠藤政幸、瀧ノ上正浩
O-3-3. 「環境応答能を有するらせん状DNAオリガミナノ構造体の構築」
水野康平(東北大学)、鈴木 勇輝、川又 生吹、野村 M. 慎一郎、村田 智

O-4-1. 「液体分子としてのロボット—ブラウン運動と量子ダイナミクス」
伊丹哲郎(福岡県ロボットシステム産業振興会議)、松井伸之
O-4-2. 「DNAフィードバックレギュレータの理論」
中茎隆(九州工業大学)、井村順一
O-4-3. 「DNAオリガミ分子マシン」遠藤政幸(京都大学)
O-4-4. 「微小管内部空間に結合するペプチドの開拓」
松浦和則(鳥取大学)、山本昂久、山田茉由季、稲葉 央
O-5-1. 「協調する仕組みをもたないロボット集団が示す協調行動」
菅原研(東北学院大学)
O-5-2. 「非同期的有無型セルオートマトンのチューリング完全性」
山下達也(東京大学)、Teijiro Isokawa、 Ferdinand Peper、 Ibuki Kawamata、Masami Hagiya
O-5-3. 「細胞骨格封入リポソームの屈伸運動」
林真人、田中駿介、西山雅祥、瀧口金吾(名古屋大学)
O-5-4. 「High-throughput mapping of DNA circuits with droplets microfl」
ジエノ アントニ(東京大学/フランス国立研究所)、Rondelez Yannick、 Teruo Fujii、 Baccouche Alexandre、 Okumura Shu、 Aubert-Kato

【ポスター発表リスト】
P-1. 「分子マシンの新規基盤材料の開発を指向したポリカテナンの one-pot 合成」
東大志(熊本大学)、森田健太郎、Xia Song、Jingling Zhu、Jun Li、 田村篤志、由井伸彦、本山敬一、有馬英俊
P-2. 「人工細胞膜システムを用いたβシートペプチドによるプログラマブルナノポアの構築」
清水啓佑(東京農工大学)、西郷直記、關谷悠介、坂下峻吾、浜田芳男、臼井健二、川野竜司(東京農工大学)
P-3. 「分子ロボット検出可能なナノポアの作製と特性比較」
高井なつみ(東京農工大学)、松下雅季、 渡辺寛和、 庄司観、 牧禎、 川野竜司
P-4. 「相分離脂質膜上におけるDNAオリガミの自己組織化」
佐藤佑介(東北大学)、遠藤政幸、森田雅宗、瀧ノ上正浩、杉山弘、村田智、野村 M. 慎一郎、鈴木勇輝
P-5. 「走化性をもたない細胞性粘菌が示す波状集団運動の解析」
早川雅之(理研 QBiC)、桑山秀一、和田裕子、柴田達夫
P-6. 「両親媒化DNAナノプレートの界面自己集積によるカプセル空間形成」
石川大輔(東京工業大学/首都大学東京)、 鈴木勇輝、 黒川知加子、 大原正行、 土屋美恵、 森田雅宗、 柳澤実穂、 川野 竜司、 遠藤政幸、瀧ノ上正浩
P-7. 「Fabrication of bio-actuators with molecular motors by stereolithograpgy」
王穎哲(大阪大学)、平塚祐一、 南方和之、 上杉薫、 森島圭祐
P-8. 「肉食型人工細胞の構築へ向けて」
飛田 航(東北大学)、鈴木 勇輝、川又 生吹、村田 智、森本 展之、野村 M. 慎一郎
P-9. 「標的核酸塩基のフリップアウトを誘起する人工核酸の開発」
石田圭(東北大学)、鬼塚和光、永次史
P-10. 「Control of Dispersion-Clustering of Model Lipid Raft by Lipid-bilayer-Adhesive Gold Nanorod」
延山知弘(富山県立大学)、執行航樹・中辻博隆・杉山弘・濱田勉・村上達也
P-11. 「脂質膜上の動的二次元DNA反応システムの構築」
劉詩韻(東北大学)、川又生吹、野村慎一郎、村田智
P-12. 「RNA転写可能なDNAマイクロ構造体の構築」
渡邉理佐(東京工業大学)、森田雅宗、柳澤実穂、瀧ノ上正浩
P-13. 「DNA主鎖中に導入したシクロデキストリンロタキサンの単分子観察」
赤松直秀(関西大学)、 石野愛、 平山絢太、 葛谷明紀、 大矢裕一
P-14. 「Fabrication of Continuous DNA Lattice Structure with Nanofiber Framework」
陸冉(大阪大学)、森島圭祐
P-15. 「光をトリガーとしたATP依存性オリゴ核酸放出」
渡部康羽(北陸先端科学技術大学院大学)、松野仁志、中村重孝、藤本健造
P-16. 「細胞骨格封入リポソームの屈伸運動」
林真人、田中駿介、西山雅祥、瀧口金吾(名古屋大学)
P-17. 「標的一本鎖核酸の非共有結合性蛍光ラベル化を可能にする蛍光ON型擬ロタキサン形成核酸の開発」
松山潤炳(東北大学)、鬼塚和光、宮下卓也、河崎悠也、井川和宜、友岡克彦、永次史
P-18. 「DNA 反応拡散系によるゲル媒質中でのパターン形成」
安部桂太(東北大学)、川又生吹、鈴木勇輝、野村M.慎一郎、村田智
P-19. 「生体分子反応を動的に制御するためのマイクロアクチュエータ」
若命彩香(慶應義塾大学)、堀豊
P-20. 「DNA反応拡散場におけるマイクロビーズファイバーの自己組織化」
庭野聡(東京大学)、萩谷昌己
P-21. 「生分解性,インテリジェント性および自己修復性を有するヒドロゲル材料の開発」
田中静磨(関西大学)、若林建汰、福島和季、遊上晋佑、葛谷明紀、大矢裕一
P-22. 「Cu フリークリック反応を利用した分子機械の簡便機能化」
安部翔太(関西大学)、 葛谷明紀、 大矢裕一
P-23. 「PEN DNA Toolboxを用いたReservoir Computing」
Wataru Yahiro(東京大学)、 Masami Hagiya and Nathanael Aubert-Kato
P-24. 「自己集合長さがプログラム可能なDNAナノ分子骨格の試作」
内田健央(東北大学)、安部佳太、市堰翔成、遠藤佑真、秋田賢、劉 詩韻、荒舘 笙、斎藤正崇、吉川太陽、Theo Dammaretz、川又生吹、鈴木勇輝、野村慎一郎、村田智
P-25. 「DNAオリガミ分子マシン」
遠藤政幸(京都大学)
P-26. 「蛍光粒子の透過による大口径DNAオリガミチャネルの評価」
岩渕 祥璽(東北大学)、鈴木 勇輝、川又 生吹、野村 慎一郎、村田 智
P-27. 「脂質膜上に形成した2次元DNAナノ構造の評価」
遠藤 佑真(東北大学)、内田 健央、川又 生吹、鈴木 勇輝、野村 M. 慎一郎、村田 智
P-28. 「溶液凍結によるDNAオリガミへの金ナノ粒子固定化効率改善」
石川竣平(関西大学)、Islam Md. Sirajul、赤松直秀、葛谷明紀、大矢裕一
P-29. 「光応答性DNAオリガミの導入による細胞型分子ロボットの機能構築と解析」
土屋美恵(東京工業大学)、石川大輔、 瀧ノ上正浩
P-30. 「統合情報理論に基づく意識を持つDNA反応ネットワークの構築」
渡邉弘貴(東京工業大学)、川野竜司、瀧ノ上正浩
P-31. 「光によるDNAマイクロゲルの構造制御」
笠原悠(東京工業大学)、渡邉 理佐、瀧ノ上 正浩
P-32. 「HCR法によるDNA三次元網目構造の形成と制御に向けて」
菊池顕生(東北大学)、深見実希、 荒舘笙、 松村 祐汰、 千田渉太、 金弋、三宅みなと
P-33. 「DNAナノ構造形成における微小空間の効果に関する研究」
渡辺泰基(東北大学)、村田智、野村慎一郎、川又生吹、鈴木勇輝
P-34. 「High-throughput mapping of DNA circuits with droplets microfl」
ジエノ アントニ(東京大学/フランス国立研究所)、Rondelez Yannick、 Teruo Fujii、 Baccouche Alexandre、 Okumura Shu、 Aubert-Kato
P-35. 「Construction of DNA origami base gene transcription nano chip」
多田隈尚史(大阪大学)、Masubuchi T、 Endo M、 Iizuka R、 Iguchi A、 Hyun YD、 Sekiguchi T、 Qi H、 Iinuma R
P-36. 「酵素反応により核酸構造を変化させる人工ペプチドによる刺激応答感覚素子の構築」
臼井健二(甲南大学)、坂下峻吾、岡田亜梨紗、下岡正幸、鶴岡孝章、真嶋司、片平正人
P-37. 「細胞と人工細胞の融合による新規細胞制御技術」
野村 M. 慎一郎(東北大学)、川岸 由、嶺岸由佳、川又生吹、鈴木勇輝、村田智、久保 淳、田中敦、小椋 利彦
P-38. 「細胞サイズの液滴内における等温DNA増幅反応挙動の検証」
小宮健(東京工業大学)、榎本輝也、曽我直樹、田端和仁、野地博行、山村雅幸
P-39. 「分子回路による微小管群の集合制御」
市堰 翔成(東北大学)、 川又 生吹、 鈴木 勇輝、 村田 智、 野村 慎一郎
P-40. 「Cluster-cluster aggregationモデルに基づく球面上のDNAマイクロ構造体形成のシミュレーション」
阪本哲郎(東京工業大学)、渡邉 理佐、 森田雅宗、 瀧ノ上正浩
P-41. 「複数の自己集合モードを持つDNAオリガミ構造体の設計と構築」
武田祐貴(東北大学)、鈴木勇輝、川又生吹、野村慎一郎、村田智
P-42. 「DNA論理ゲートを搭載したX-モチーフDNAハイドロゲルビーズの研究」
田邊由佳(東京大学)、大庭ジーナ未来、草彅達也、小林新九郎、髙田和輝、ベナー聖樹、米塚広樹、和氣拓海、奥村周、Anthony Genot、藤井輝夫

※分子ロボティクス若手奨励賞:博士学位取得後10年以内の方の口頭/ポスター発表を対象に、
分子ロボティクス若手奨励賞(2名程度)を選出

◯分子ロボティクス年次大会
・実行委員長:村田智(東北大学)
・プログラム担当:瀧ノ上正浩(東京工業大学)
・若手奨励賞選考担当:中茎隆(九州工業大学)
・会場担当:野村慎一郎(東北大学)

◯分子ロボット倫理シンポジウム
・実行委員長:小長谷明彦(東京工業大学)

分子ロボットELSI/RRI洞察ワークショップ(第5回分子ロボット倫理研究会)(2018年2月18日)

分子ロボティクス分野は萌芽的な先端領域であるが故に、その領域が持つ倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal, and Social Implications: ELSI)を論じることは容易ではない。そこで欧州を中心に議論されている「責任ある研究・イノベーション(Responsible Research & Innovation: RRI)」の観点から、どのような状態が達成されれば分子ロボティクス分野におけるRRIが実現されるのかについて洞察する。本ワークショップでは、過去にELSIについて検討を行った事例の検討と共有を基盤として、分子ロボティクスがどのような社会的インパクトを持ちうるかについて想像し、実際に研究開発に関わる研究者、政策担当者、ジャーナリストらと議論を行うことで論点抽出を行う。また、そこで得られた論点をインフォグラフィクスとして構造的に可視化し、今後の分子ロボティクスELSIガイドライン作成ならびにリアルタイムテクノロジーアセスメントを推進するための基礎資料とする。

「分子ロボットRRI洞察ワークショップ(第5回分子ロボット倫理研究会)」
日時:2018年02月18日(日)10:00-17:20
場所:東京工業大学田町CIC 1F国際会議室
参加費:無料(事前の登録をお願いします)
ワークショップ世話人:
小長谷 明彦(東京工業大学)
標葉 隆馬(成城大学)
吉澤 剛 (大阪大学)

<ワークショップ概要>

PART1:先行事例の共有

1.再生医療分野における学会としての取り組みについての共有
再生医療学会は学会としての指針作成、ナショナルコンソーシアムの形成、またリスクコミュニケーション活動や各種の声明を積極的に社会に発信するなどの活動を行っている。今後分子ロボティクス分野が拡大し、また医療応用が見えてきた将来においてコミュニティとしての発信がますます必要となった時に、再生医療学会の経験は参考になることが想定される。このような視点から再生医療学会における知見の共有を頂き、議論を行う。

2.人工知能学会倫理指針の含意と策定プロセスの知見を学ぶ
近年、国内外において人工知能におけるガバナンスや倫理の議論が行われている。多様なステイクホルダーを巻き込んだ議論のプロセスの設計や内容について共有いただき、今後のELSIガイドライン作成の参考とする。

3.科学技術行政の立場から見た先端萌芽領域のELSIとガバナンス
先端萌芽領域のガバナンスはどのように行い得るのかについて、科学技術行政の立場から見た場合の知見について講演を頂く。また分子ロボティクス領域が今後RRIを実現していく上で期待される事柄についての意見交換を行う。

4.分子ロボティクス分野に関するTAノートの共有
分子ロボティクス分野におけるELSI議論の内容とガイドライン作成の試みについて共有し、Part2における議論に必要な情報の共有を行う。

PART2:分子ロボティクスELSIワークショップ

後半では、Part1で共有した内容についてミニLesson Learning形式での議論を行う。議論は、チャタムハウスルールで行う。参加メンバーは2~3のテーブルに分かれ、各テーブルにはファシリテーターを配置する。
また、得られた議論の結果は、インフォグラフィクスの専門家による可視化・構造化を行い、今後の分子ロボ分野におけるELSI・RRIの議論のための基盤資料として活用する。

<当日スケジュール>

Part 1 (10時~ 12時50分)
10:00~10:05    イントロダクション
10:05~10:40  小長谷 明彦(東京工業大学)
「分子ロボットについての知見共有」
10:40~11:20  八代 嘉美(京都大学 iPS細胞研究所)・ 眞野恭輔(一般社団法人日本再生医療学会 事務局長)
「再生医療分野の取り組みについての知見共有」
休憩(10分)
11:30~12:10  江間 有沙(東京大学)
「IEEEにおける倫理指針取り組みについての知見共有」
12:10~12:50  菱山 豊(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)
「科学技術行政の視点についての知見共有」
昼休み(70分)
Part2  (14時~17時00分)
14:00~14:15  標葉 隆馬(成城大学)・吉澤剛(大阪大学)
「分子ロボティクスTAノートの共有」
14:15~15:15  ディスカッション①:分子ロボ分野の未来洞察
休憩(20分)
15:35~16:35  ディスカッション②:テーマ別議論
休憩(10分)
16:45~17:00  議論のまとめ

18:00ころより、田町周辺にて意見交換会(5000円程度(税込))を予定しております。

SICE分子ロボティクス研究会・JST第4回分子ロボット倫理研究会合同研究会(2018年1月19・20日、博多)

SICE分子ロボティクス研究会・JST第4回分子ロボット倫理研究会合同研究会開催のお知らせ

「分子ロボット制御理論の最新の話題と分子ロボット原則に関する意見交換」
開催期日 2018年1月19日(金)13:00- ・20日(土)9:00 – 16:00
開催場所 JR博多シティ会議室 9F中会議室
世話人  中茎隆(九工大)・塩塚政孝(九大)・小長谷明彦(東工大)
参加費  無料
参加登録 締め切りました
関係サイト
計測自動制御学会調査研究会「分子ロボティクス研究会」
JST「人と情報のエコシステム」公式サイト(HITE)
分子ロボットELSI研究とリアルタイム技術アセスメント研究の共創
情報技術・分子ロボティクスを対象とした議題共創のためのリアルタイム・テクノロジーアセスメントの構築
インタビュー「開発しながら協議する、生体分子ロボット」

開催趣旨

新学術領域研究分子ロボティクス(H24-H28)において,生体分子・材料を用いて創るロボット(分子ロボット)の研究が活発に行われてきました。
分子ロボットは,センサ,制御系,アクチュエータなどのメカトロニクス5要素を有する工学的なロボットの側面を持つ一方で,生物の細胞システムとの類似点も必然的に多い。
本研究会では,これまであまり接点のなかった「分子ロボット分野」と「システムバイオロジー分野」の研究者にお集まり頂き,活発な意見交換を行い,双方の研究分野のさらなる活性化への一助を目指すものである。

分子ロボットの研究が本格的に進む中で,分子ロボットの倫理についても真摯に取り組む必要性が高まっている,あるいは,そういった段階に至っている。
今回は,JST「分子ロボット倫理研究会」と共催することで,分子ロボット原則に関する意見交換も合わせて行い,分子ロボット技術の将来像を描くことを目指す。

プログラム

・1月19日(金)
13:30-14:10 小長谷明彦 (東京工業大学)
「分子ロボット研究の現状と倫理の必要性」

DNAや分子モーターなどの生体分子を用いてロボットを創るという研究は2012年に始まった新学術領域研究「分子ロボティクス」により大きく発展した。後継プロジェクトであるNEDO「人工筋肉プロジェクト」や科研費基盤研究では分子ロボットの医薬応用に踏み込む応用研究が始まっている。分子ロボットのような真に革新的な技術が社会に受容されるためには、技術発展だけでなく、その倫理面についても十分な議論と社会との対話が不可欠である。本講演では分子ロボットのこれまでの成果の概要に加え、2017年度より開始されたJST「分子ロボットELSI研究とリアルタイム技術アセスメント研究の共創」の構想について述べる。

14:10-14:50 戎家 美紀 (理化学研究所 生命システム研究センター)
「人工遺伝子回路で発生現象を培養細胞上に再構成する」

私達は、哺乳類培養細胞上に人工的な遺伝子回路を作ることで、発生現象を再現しようとしています。実際に作ることでこれまでの仮説を検証したり新たな発見を狙っています。具体的には、自発的な細胞分化、細胞パターン形成、同調振動、組織の変形などの再構成に挑戦しており、そういった取り組みを紹介します。

14:50-15:00 休憩

15:00-15:40 藤本 健造(北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス系)
「光架橋能を有するDNAを用いた分子ロボティクス的回路の可能性」

分子ロボティクスの基盤となっているDNAナノ技術 の中でも、光架橋能を有するDNAを用いることで、今までにない各種操作(鎖交換の高速化、天然には存在しないDNA構造構築など)が可能となっている。最近では、可視光域の波長で光架橋できる様になったり、細胞の中でも光架橋操作ができる様になるなど、用途範囲も広がってきている。本発表では、こういった最新の研究成果を紹介した上で、光架橋能を有するDNAを用いた分子ロボティクス的回路の可能性について議論したい。

15:40-16:20 関 新之助(電気通信大学 大学院情報理工学研究科)
Turing Completeness of RNA Cotranscriptional Folding

Cotranscriptional folding refers to a phenomenon in which an RNA sequence is folded upon itself while being synthesized (transcribed). This phenomenon has turned out to play an important role in self-assembly of shapes of RNAs, whose functions are mostly driven by shape. Geary, Rothemund, and Andersen have recently demonstrated an architecture of a template DNA whose RNA transcript highly likely folds into a prescribed rectangular shape at life-compatible temperature.

Using oritatami system, a novel computational model of cotranscriptional folding, we will demonstrate in this presentation how one can program cotranscriptional folding to perform an arbitrary computation by implementing an oritatami system that simulates a universal Turing machine. This provides us with an architecture of a template sequence of abstract molecules that performs a program stored in a molecule in an interpretable format. In this sense, this is a molecular stored-program computer.
This is a joint work with Cody Geary, Pierre-Etienne Meunier, and Nicolas Schabanel.

16:20-16:50 総合討論

17:30-19:30 懇親会 税込み5000円(飲み物別)

・1月20日(土)
10:00-10:40 八代 嘉美 (京都大学 iPS細胞研究所)
「社会との協調に向けた日本再生医療学会の取り組みについて」

再生医療は疾患などで失われた組織・細胞の機能を、体外で培養するなどした細胞を人工材料などと組み合わせて回復させる治療法である。これまでにない新たな治療法であるため、社会から大きな期待を受けている。一方、そうした期待を利用し、必ずしも十分な科学的根拠を持たない行為が行われ、患者が危険にさらされる可能性も少なくない。本報告では日本再生医療学会で実施している社会に対する取り組みを紹介し、アカデミアが社会に対して果たすべき責任のありかたについて考える一助としたい。

10:40-11:20 山村 雅幸 (東京工業大学 情報理工学院)
「iGEM報告および合成生物学倫理の話題」

2017年11月に開催されたiGEM2017の参加報告を行う。全世界から300チーム以上が集まった競技の結果と同時に、iGEMに併設されるワークショップや今後の動向についても紹介する。医療・産業応用志向のプロジェクト群が充実し、研究としてみてもハイレベルな結果が出ている。反面、知財や倫理関係の見当が甘い状況が続いている。実例として、東工大TokyoTechチームの活動について紹介する。また、合成生物学に代表される新しい遺伝子組換え技術の規制や標準化等の考え方についての国際的な議論についても紹介する。

11:20-12:00 花井 泰三 (九州大学)
「合成生物学による大腸菌とシアノバクテリアを用いた物質生産」

生体分子ネットワークを「眺めて解析する生物学」から、「創って解析する・利用する生物学」を目指し、2000年頃から米国で合成生物学(synthetic biology)という研究が行われている。サイエンスの面では、同定済みの相互作用する生体分子を組み合わせた人工遺伝子回路(artificial genetic circuit)を設計して、発振回路などの特定の生体内現象を再現させようとする試みがなされている。また、エンジニアリングの面では、別の生物由来の酵素遺伝子を複数組み合わせた合成代謝経路(synthetic metabolic pathway)を設計し、その生物が本来生産できない物質を大量生産させる試みが行われている。本発表では、我々の研究例をもとに、このような合成生物学に基づいた微生物(大腸菌およびシアノバクテリア)による物質生産の研究を紹介したい。

12:00-13:00 昼食

13:00-13:40 仲 隆(九州産業大学)
「細胞内シグナル伝達系の制御ネットワークによる定式化とそれを用いた制御特性の解析」

細胞の制御システムとして知られている細胞内シグナル伝達系は非線形システムであるため系統的網羅的な解析を可能にする理論が確立されていない。本講演では、酵素の活性化・不活性化のサイクル反応系を要素とし、それらが相互に制御し合う制御ネットワークによりシグナル伝達系を定式化し、系の制御特性を系統的網羅的に解析する手法を紹介する。さらに、その手法を2~4種の酵素から構成されるシグナル伝達系に適用し、反応系の制御構造と反応飽和度などのパラメータ値が、系の双安定性に及ぼす影響を解析した結果を紹介する。

13:40-14:20 中茎 隆 (九州工業大学)
「分子ロボットのための制御理論の構築を目指して」

本発表では,DNA鎖置換反応を基本演算要素とし,それらの組み合わせによって創られる回路(DNA回路)と分子ロボットへの応用に関して,発表者の研究成果も交えながら概説する。小規模なDNA回路に関しては,実験も含めた多数の成功例が報告されているが,組み合わせ回路による中・大規模DNA回路の実現には解決すべき問題が多い。本発表では,DNA回路が持つモジュール性と非線形性に起因する理論上および実装上の問題点を述べ,その解決方法について議論する。DNA回路は,DNA鎖の化学反応の連鎖系であり,シグナル分子の結合・解離反応という観点から,細胞内シグナル伝達系の動作原理と本質的に同じと考えられる。DNA回路の設計問題から見えてくるシグナル伝達系の動作原理について考察を与える。

14:20-14:30 休憩

14:30-15:10 河原 直人 (九州大学ARO次世代医療センター)
「分子ロボット技術に関する倫理綱領」

当研究会では、分子ロボット技術に関する倫理綱領の確立を目指して、1)生命・医療倫理の倫理的枠組み、2)技術者倫理、あるいは、専門職としての行動規範に係る倫理的枠組み、3)エマージング・テクノロジー(合成生物学を含む)に関する倫理的枠組み、4)その他、ナノテクノロジー、ロボティクス等の関連分野における倫理的枠組み、5)国内外の関連学協会の倫理綱領の実例から検討が重ねられてきた。
今回は、これまでの研究会で提起された論点をふまえ、「分子ロボット技術」ならではの倫理的要件について考察するとともに、当該技術分野の倫理綱領の試案を示しながら、その確立に向けた討議を展開することができればと考えている。

15:10-16:00 分子ロボット原則グループ討議(17:00まで部屋は借りてあります)

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第3回分子ロボット倫理研究会(11月11日(土)、田町CIC)

第3回分子ロボット倫理研究会(SICE分子ロボティクス調査研究会共催)開催のお知らせ

JST「分子ロボットELSI研究とリアルタイム技術アセスメント研究の共創」キックオフ大会
開催期日 2017年11月11日(土)13:00-17:00
開催場所 東京工業大学(田町キャンパスイノベーションセンター)多目的室4(参加費無料、定員50名)
世話人  小長谷明彦(東工大)
参加費  無料(当日参加も可です。気軽にお越しください。)
懇親会事前参加登録 このページの最後からご登録いただけます。人数把握のため、なるべく事前登録をお願いします。
関係サイト
分子ロボティクスWEBサイト
分子ロボットELSI研究とリアルタイム技術アセスメント研究の共創
情報技術・分子ロボティクスを対象とした議題共創のためのリアルタイム・テクノロジーアセスメントの構築
JST「人と情報のエコシステム」公式サイト(HITE)
インタビュー「開発しながら協議する、生体分子ロボット」

開催趣旨

DNA、リポソーム、微小管、分子モータのような生体分子を用いて「感覚」や「知能」を備えた分子ロボットを創る技術が現実のものになってきました。すでに、アメーバ型ロボット分子人工筋肉などが動き出しています。このような分子ロボットの応用分野の一つとして、体内で薬のように働く分子ロボットが考えられます。実際に薬のように働く分子ロボットの開発にはまだまだ時間がかかりますが、分子ロボットに関する設計技術シミュレーション技術は日々着実に進んでいます。

分子ロボット倫理研究会では、分子ロボットが正しく社会に受け入れられるにはどのようにすればよいのか、という観点から、分子ロボットの倫理・法律・社会的課題(ELSI)について議論してゆきます。実用化にはまだまだ時間のかかる未来技術ですが、技術が開発されてからELSIを議論するのではなく、技術の開発とその技術のELSIを同時に議論してゆくことが、分子ロボット技術の正しい発展に不可欠と考えています。

2017年10月1日より、JST「人と情報のエコシステム(HITE)」の研究課題として、「分子ロボットELSI研究とリアルタイム技術アセスメント研究の共創」(小長谷G)と「インターネットを活用して技術・社会双方の幅広い知見・意見を集めるリアルタイム技術アセスメント研究」(標葉G)の2課題が採択されました。本研究会では、この2つのプロジェクトの「共創」の基本コンセプトと今後の進め方について紹介します。また、「分子ロボットが守るべき原則(分子ロボット原則)」について議論を開始します。様々な分野からの意見を募集します。

プログラム(仮)

13:00 – 13:40
小長谷明彦(東工大):「分子ロボットELSI研究とリアルタイム技術アセスメント研究の共創」について

分子ロボットのような先端技術に関してはSF的な期待感あるいは恐れから様々な倫理的・法的・社会的影響(Ethical, Legal, and Social Implications、ELSI)の問題が浮上しかねない。このようなELSIの議論の盛り上がりは、論点の多様化と深化をもたらす反面、時として社会の中で議論すべき議題の混乱を招きやすい。これを解決するために、標葉グループが開発するリアルタイム技術アセスメント(RTTA)システムを活用する。RTTAを用いて分子ロボットELSIに関して技術・社会双方の幅広い知見・意見を集めることで、分子ロボットの推進に必要な原則案、基礎研究ガイドライン案、医薬品応用ガイドライン案の策定を図る。

13:40 – 14:20

標葉隆馬(成蹊大学):「メディア分析から見る、分子ロボティクスの語られ方の可能性」

分子ロボティクスは社会の中でどのようなフレーミングで語られる可能性が高いのだろうか。前年度に行ったTwitterデータを対象とした予備的な分析の結果では、ナノロボットやナノテクノロジー分野に引き寄せた形で語られる可能性が見出されている。そのため、分子ロボティクスにおける今後の語られ方について洞察する上で、ナノ分野のこれまでの語られ方の詳細を検討しておくことは有用であると考えられる。

そこで本発表では、日本国内主要新聞におけるナノ分野関連報道分析の結果を報告する。 またナノテクノロジーについては、欧州において話題となっている「責任ある研究・イノベーション(Responsible Research and Innovation: RRI)」の観点からの検討も進められている現状がある。そこで発表の後半では、欧州委員会が公表したCurrent RRI in Nano Landscape Reportをはじめとしたナノテクノロジーに関するRRIの議論内容を共有する。これらの作業を通じて、分子ロボティクスを巡る社会的議題洞察について議論を深めていきたいと考えている。

14:20- 14:50
小野 喜志雄(順天堂大学):「BIOMOD2017参加報告:ELSIの観点から」

学生たちの分子ロボットのいわゆるロボコンであるBIOMODが今年は11月4日〜5日にサンフランシスコで開催される。本講演では、今年の学生の発表をELSIの観点から考察する。学生チームが考える研究課題でのELSI課題としては、1)目的などが明確に示されないままに不必要な動物実験が行われる、2)実験に用いたDNAやRNAが環境中に流出して環境に悪影響を及ぼす、3)DNAやRNAが動物や細菌などのDNAやRNAに取り込まれて新たなる変異を引き起こしてしまう、4)DNAやRNAの作用に影響を与える実験を行なってしまう、などのことが考えられる。

BIOMODにてELSIに関する記述を加えることで、学生たちが自分たちで考えている研究がELSIという観点から見て安全かどうかについて気づくことが極めて大きなポイントであると考える。分子ロボットは意図して倫理的に問題のある研究を実施する研究者は少ないものと想像されるが、偶然の結果として環境に影響を与えるとか、生態系に影響を与えるようなことが起きないとは言えないところに問題がある。したがって、そのようなことに学生自体が気づき、そういう課題への対処方法について考えるという習慣が身につくことにより、自然環境への影響や生態系への配慮などに気をつかうようになることが重要と考えられる。

14:50 – 15:20   休憩

15:20- 16:00

河原直人・塩塚政孝(九州大学・先端融合医療創成センター):分子ロボット技術に関する原理・原則の策定に向けて

今回から、分子ロボット技術に関する倫理綱領の策定に向けて、より具体的な検討を展開していければと考えている。これまでは、議論の素材として、1)従来の生命倫理、技術倫理、専門職としての行動規範に係る倫理的枠組み、2)エマージング・テクノロジー(合成生物学を含む)に関する倫理的枠組み、3)ロボティクスをめぐる倫理的枠組み、4)その他、関連する分野における倫理的枠組み、等を考慮してきた。

上記には、生命倫理の原理・原則はもとより、全米プロフェッショナル・エンジニアリング協会(NSPE)による倫理綱領、米国大統領委員会によるエマージング・テクノロジー評価のための倫理原則、英国工学・物理科学研究会議(EPSRC)によるロボティクス5原則も含まれる。

これらの論点を整理しつつ、分子ロボット技術ならではの倫理綱領の要件を紡ぎ出すことで、現代版のロボット三原則ともいうべき規範確立に向けた端緒を開くことができればと考えている。

16:00 -17:00

意見交換会
(グループに分かれて来場者も交えて「分子ロボット原則」について自由に議論します。意見交換が目的であり、とくに結論は出しません。)

17:30- 懇親会 (参加費4500円、田町駅周辺を予定)

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「細胞を創る」研究会10.0開催のお知らせ

「細胞を創る」研究会10.0開催のお知らせ
会期: 2017年10月19日(木)~20日(金)
会場: 京都教育文化センター(京都府京都市左京区聖護院川原町4−13)

「細胞を創る」研究会は,人工細胞研究・合成生物学・生命工学分野の国内随一の研究会で,基礎・応用科学から生命論・人文社会論まで視野に入れた学際的な研究会です。

今回の基調講演は,生物物理学の泰斗,金子邦彦先生と,ナノバイオテクノロジーの先駆者である野地博行先生にお願いいたしました。また、シンポジウムでは,科学・工学・人文にまたがる魅力的なセッションをご用意しております。
本会では,多数のポスター発表を募集しております。本会のポスター発表は,次世代の人工細胞研究・合成生物学分野の展開に向けた積極的な議論の場となることを目指しておりますので,どうぞ奮ってご参加ください。演題登録締め切りを一週間延長しましたので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

分子ロボティクス関連の発表、交流もございますので、是非研究室の学生さんや研究員の皆様にもお声がけいただけますと幸いです。
・演題登録締切:9/15(金)
・事前参加登録締切:9/30(土)
「細胞を創る」研究会10.0サイト

TRフォーラムのお知らせ

第5回TR推進合同フォーラム・ライフサイエンス技術交流会のお知らせ

国立研究開発法人日本医療研究開発機構「革新的医療技術創出拠点プロジェクト」のもと,九州大学は西日本地域の拠点として学内外の橋渡し研究を支援する体制を整えてきました。日本西域の医療イノベーションを推進することを目的に20大学による西日本アカデミアTRネットワーク(WAT-NeW),および医療イノベーションに関わる企業群とのアライアンス(ARDENT)を構築し,TRを推進し出口へ繋げる活動を日々推進しております。

そしてこの度,「アカデミア発医療イノベーション next stepへ」をテーマとして,第5回TR推進合同フォーラム・ライフサイエンス技術交流会を11月1日(水)に九大百年講堂にて開催する運びとなりました。今回は,日本医療研究開発機構(AMED)の菱山豊先生,欧州先端橋渡し研究インフラストラクチャ(EATRIS)のGiovanni Migliaccio先生,理化学研究所の林﨑良英先生をお迎えし,ご講演頂きます。

同時に,アカデミアのシーズと企業のニーズのマッチングを推進するためのライフサイエンス技術交流会につきましても,医療品・医療機器・再生医療等製品・診断薬・診断機器の開発に関わるアカデミア研究者のシーズ発表と,バイオ関連企業による企業活動の紹介や共同研究提案等の展示を拡充致します(昨年度アカデミア発表62題・企業29展示)。
展示に関しましても無料ですので(ARDENTへの登録が必要),この機会に是非ご参集下さいますよう先生方ならびにご関連のある企業方に周知をお願い申し上げます。宜しくお取り計らいの程お願い申し上げます。

第5回TR推進合同フォーラム・ライフサイエンス技術交流会
日時:平成29年11月1日(水)13:00〜17:20
場所:九州大学 医学部百年講堂(福岡市東区馬出3-1-1)
参加:登録制・無料
詳細:http://ardent-j.org/archives/3976/

プログラム
・13:00~13:15 開会挨拶 九州大学 久保千春総長・住本英樹医学研究院長・石橋達朗病院長
・13:15~13:35 「九州大学病院ARO次世代医療センターの挑戦」
九州大学病院ARO次世代医療センター センター長 中西 洋一
・13:35~14:20 「AMEDがめざす医療イノベーション」
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 理事 菱山 豊 先生
・14:20〜15:45 《ライフサイエンス技術交流会》
・15:45~16:30 「Academic based drug development: The Research Infrastructure approach」欧州先端橋渡し研究インフラストラクチャ(EATRIS)
サイエンティフィックディレクター Giovanni Migliaccio 先生
・16:30~17:15 「オミックス科学の医療応用と病院医療の最先端化」
国立研究開発法人 理化学研究所 理事長補佐 林﨑 良英 先生
・17:15~17:20 閉会挨拶 中西 洋一

主催
九州大学病院 ARO次世代医療センター,九州大学 先端融合医療創成センター ARO橋渡研究推進部門,九州大学 先端医療イノベーションセンター,九州大学大学院医学研究院次世代医療研究開発講座,WAT-NeW,ARDENT

 

 

分子ロボティクス研究会からのアナウンス

SSI2017 セッション企画の募集のお知らせ

例年、計測自動制御学会(SICE)の部門大会でGeneral Session (GS) を企画しています。(分子ロボティクス研究会はSICE配下の委員会です)
・会議名:SSI2017
・場 所:静岡大学浜松キャンパス
・日 程:2017年11月25日(土)-27日(月)
・講演申し込み期限:8月31日(木) <== ご注意!
・セッション:General Session – GS8(分子ロボティクス)ポスターセッションです。(ただし、10件に1件程度オーラルに推薦もあり)
・内容等
1) 学生さんも気軽にご参加いただけます。
2) SSI2017では,未発表の研究だけでなく, 当部門の部会主催のシンポジウムや研究会,SICE Annual Conference および他学会主催講演会などで すでに発表済みの研究も募集します.
3) 原稿枚数は 1〜6 ページです.PDFによる電子投稿です.
*原稿の内容は講演の概要(abstract)のみでも可.

理論、シミュレーション、システム系の方で、GSにご協力いただける方は、8月20日までに中茎(nakakuki[at]ces.kyutech.ac.jp)までご一報ください。
講演申し込み(8/31)の際にはタイトルとアブスト(100-200文字)が必要なります。
Webより各自で行って頂くことになります。(方法はご連絡致します)

宜しくお願い致します。

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