1月研究会のお知らせ

2015年1月23日(金) 14時~

鳥取大学 工学部 25講義室

投稿日:2014/11/28

分子ロボティクス1月研究会プログラムが確定しましたので,お知らせいたします。
参加ご希望の方は、メールにて申込んでください。
申込先: 松浦和則 ma2ra-k(at)chem.tottori-u.ac.jp

日時:2015年1月23日(金) 14時~
場所:鳥取大学 工学部 25講義室
主催:分子ロボティクス研究会
共催:新学術領域「分子ロボティクス」

依頼講演:
14:00-14:45 京都大学エネルギー理工学研究所 中田 栄司 講師/森井 孝 教授
「DNA origamiに機能性タンパク質を固定化した分子スイッチボードの開発」
概要:生体内においてはタンパク質が過渡的な複合体を形成し、物質変換や情報伝達などのシステム構築に大きくかかわっている。このようなシステムを模範とし、タンパク質を特定の位置にナノスケールの精度で配置することが出来れば、単純に混ぜ合わせただけでは達成できないような高効率な物質変換システム(分子スイッチボード)を構築できると期待される。我々は、目的タンパク質を高精度に配置させるための基盤として、DNA origamiに注目し、DNA origami上の特定の位置に導入したDNAアドレスに対して特異的に結合するアダプターの開発に注力してきた。これまでにいくつかのDNA結合性タンパク質をアダプターとして採用し、目的タンパク質との融合タンパク質を調製することで、DNA origami上に簡便に高選択的かつ高収率に配置することに成功している。本発表では、これらの結果と共に最近の研究成果について紹介する。

14:45-15:30 大阪大学大学院工学研究科 小野田 晃 准教授
「ヘムタンパク質自己組織化プログラミング」
概要: 生体における電子伝達は、多数のタンパク質間の分子間相互作用を介して達成されている。電子移動等を担うタンパク質をプログラム化して組織化すれば、新たなバイオデバイス創出につながる。我々は、電子移動・触媒・センサー機能を有するヘムタンパク質をターゲットとして選択し、ヘムとタンパク質マトリクスの精密かつ強固な相互作用を活用してプログラム化したタンパク質階層構造の構築に加えて、金属ナノ粒子やポリマーとの複合化したバイオデバイスへの展開に取り組んでおり、最近の成果について発表する。

15:45-16:30 鳥取大学大学院工学研究科 中井 唱 助教
「マイクロロボットとしての細菌―単体と集団の運動―」
概要:細菌は、水素イオンなどの栄養濃度勾配を感知し運動方向を変えるという意味において、センサとアクチュエータを有するロボットであると言える。生物としては極めて原始的だが、粘性が支配する環境下でも高い遊泳効率を示すため、マイクロロボットの手本として注目されている。このような細菌の運動を自由に制御できれば、血管内を動き回る医療ロボットとして役立つほか、発酵食品製造や環境衛生・自然環境の改善などに関する新技術が確立されるなど、多方面への応用が期待される。講演ではこれまでに行ってきた細菌の運動特性調査について、「界面の影響を受ける細菌の遊泳運動」「密集した細菌集団が作る大きな渦構造」などの話題を紹介する。

16:30-17:00 東京工業大学大学院総合理工学研究科 小宮 健 助教
「DNAシグナル等温指数増幅法の開発」
概要: 特定の塩基配列を持つ核酸の存在に応じてDNAを指数増幅する手法は、高感度な病原体の検出や遺伝子検査などに用いられる。現在、汎用に用いられているPCR法に対し、高温条件や温度サイクル条件を必要としないDNA指数増幅法の開発が行われてきたが、PCR法を凌ぐ増幅法は実現されていない。その要因の一つに、DNAポリメラーゼが鋳型に依存せずにオリゴDNAを生成することに起因する、ターゲット核酸の非存在下で起こるab initio DNA合成が挙げられる。本講演では、ab initio DNA合成を抑制するこころみや、DNAシグナル等温指数増幅法の分子ロボットにおける活用について解説する。

18時~ 意見交換会

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